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2011.08.06

枕草子。

今、授業外の個人的な研究課題として、『枕草子』を扱っています。

紫式部が書いたという『源氏物語』にくらべ、さばさばとした語り口の清少納言『枕草子』に昔からどことなく惹かれるものがあって、好きなものを研究していいとなった時に、ほかの理由を色々とこじつけてこれを選びました。

現在は『枕草子』内のある数語の使われ方を分析して、どのような使われ方、評価基準なのかということを探っています。
清少納言や彼女が属した社会の言語感覚ってどんなものかしら、という感じでしょうか。

地味な作業なうえ、大風呂敷を広げ過ぎて着地点が見えてきてないのですが…
9月初旬の学科合宿で発表する、というのが元々の動機なので、何とか形をつけて一部だけでも見解を示さねば…!!

この夏は、分析・考察を繰り返す地味~な図書館通いを予定してます(笑

で、夏休み初日の昨日、大学の最寄駅の近くで古本市をやっていまして、
何の気なしに覗いてみたら、岩波書店の新古典文学大系が大量にあるのを発見。
『枕草子』も1000円でしたので、つい買ってしまいました。

2011080615320000

今、新品を定価で買うと5040円なのです。
さすがに手が出ないなぁと思っていたところに!
日頃の節約精神はどこへやら。
ケースはやや黄ばんでますけど、中は新品そのものです。
(売上表まで挿んである、初版もの)

角川文庫版の『枕草子』も愛用していますが、自宅に居ながら二つのテキストを見比べられるのは大きいです。
古典は、多くが写本で残っていて、写し間違いや改変が起こっていることが大半なので、テキストによって若干異なるのです。
もとにしている写本の違いとかいろいろで…。
どれが一番原型に近いか、なんて研究分野もあるくらい。

なので、大学に行かなくても二種類あるのは嬉しいのです。

古本市も覗いてみるものだなぁ…と思った昼下がりでした。

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